恐竜のクリスマスツリー

ラクウショウ 落羽松 名前は”松”ですが、ヒノキ科です。 羽のような葉を冬に枝ごと落とすので、”落羽”とつきました。 湿地など酸素が足りない土地だと呼吸根(気根)をだし、不思議な姿が目を引きます。 歩いていると、ザクザク音がするほど、盛大に実のかけ…

年の締めくくり 火祭り

絶滅危惧植物の保全活動でかかわっている縄文楽校の、毎年恒例、火祭りの日でした。 来年に大きなイベントがありその話し合いが主で、火祭りはミニバージョン。 風もなく暖かくてお庭が気持ちよい日でした。 奥の畑の入り口にはタラノキがあり、春になると食…

これからもっと寒くなるのに

ハクモクレン(白木蓮)が、帽子を脱ぎはじめました。 あれ? フワフワ帽子の下に、またフワフワ帽子。 これからが寒くなるのに、なんで脱いでしまうのだろう。 一枚で我慢できるなら、そもそも二枚被らなくてもよかったのでは… 見上げると、重なった枝ぶりも…

子供はやっぱりすごい

藪の中で不思議な色の実を発見。 ヤブミョウガです。 美味しそうな色ではないけど。逆に目を引きます。 何色? ブルー?グレー?シルバー? もう少し熟すともっと黒くなっていきます。 む、これは!どこかで見覚えある顔 アンパンマン プリちぃビーンズS Plu…

恐竜やら天狗やら

切り株の上の、これは何だ⁈ 恐竜のタマゴ!! みたいな、石(たぶん) 卵型の石の割れ目から、白い石がのぞいています。不思議~ 面白いからと、きっと誰かが置いていったのですね。 石の隣にはちょうど、恐竜の足跡のような葉っぱの木がありました。 カクレミ…

レストラン ナンキンハゼ

ナンキンハゼ 根皮、果実は乾燥して、利尿剤、瀉下剤にする。これを烏臼(うきゅう)という。 種子の油脂の烏臼油は、石鹸・蝋燭の原料や、薬用(腫物、皮膚病)とされる。 ナンキンハゼ - Wikipedia 白い仮種皮に包まれた種子が顔を出し始めました。 これは…

佐鳴湖公園もみじ情報

西岸では、まだまだ紅葉を楽しめます。 桜と違い、一斉に終わってしまわないのが良いところ。 休日には、ひょうたん池のほとりに”さなるの森カフェ”という小さな売店も開いています。 サザンカとモミジの競演。 ひょうたん池では、今年からライトアップが始…

天竜の大カツラ

みちくさ遠足レポート続き。 午後は巨木に会いに百古里からさらに奥へ。 車で細い山道を進みます。 それからまた山の奥へ奥へ歩いて、 姿をみせたのは… 巨大なカツラの樹。 何本も集まっているように見えますが、一本の樹からの”ひこばえ”です。 ”ひこばえ”…

取り付け式拡大レンズが楽しい!

昨日のみちくさ散歩で、スマホにつける拡大レンズを使ってオオバコを見せてくれました。 うちにもレンズがあったことを思い出し、さっそく近所で復習。 カラカラに乾いたオオバコの穂をのぞいてみました。 上から見ると、ひとつひとつがカップ状になっていま…

鎌倉からみちくさ部長がやってきた!

曇天でも心は快晴。 待ちにまった出張みちくさ散歩、始まりはじまり〜 とはいかず。 集合場所のお庭の植物でさっそく解説が始まり、散歩になかなか出かけられない。 見慣れた足元の雑草も、お話を聴きながらじっくり観察すると時間を忘れるほど面白いのです…

やってみないとわからない

サプライズがありました。 先日の子供たちからお手紙が届いたのです。 kusatoki.hatenablog.com ”おはなチャンになりたい”って言ったら、子供たちが叶えてくれた。 嬉しすぎて動揺し、なかなか読めません。。。 おはなチャン、これからも精進してまいります…

名前のインパクトが凄い

撮りっぱなしだった画像の整理をしていたら、ちょっと変わったものが出てきました。 キノコの名前は全然わかりません。 でも、これは特徴的な形をしているので、ノウタケだろうと思います。 ずばり形が人間の脳に似ているからつけられたのですが、一度聞いた…

願望達成必勝法

いよいよ今度の土曜日は、”みちくさ部長の散歩講座 特別編 百古里散歩” みちくさ部長として知られる佐々木知幸氏と(株)BiotopGuildの三森典彰氏の最強コンビで、最高なみちくさ散歩講座が企画されました❗首都圏で大人気の講座です楽しく愉快でタメになる講座…

ラーメン&美脚

ん?この独特な匂いはヒサカキだな。 ラーメンとかタクワンとかガスだとか、およそ花の香りとはかけ離れた匂いに例えられる。 この匂いを勘違いしてガス漏れ騒ぎになったことがあったとか、都市伝説的に語り継がれるほど特徴的です。 ヒサカキは春に咲きます…

どっちと聞かれれば縄文土器かな

縄文楽校の火祭りが近づいてきました。 今年は12/15㈰です。 縄文楽校というのは、在来植物の保全活動でお手伝いしているNPO団体です。 kusatoki.hatenablog.com joumon.main.jp 火祭りは誰でも遊びに来れるので、どんなところかなぁというかたは見に来るチ…

春の便りは未開封で

ブログ連続80日目を達成。 ところが、ここのところ投稿するのが再び大変になってきました。 これが胸突き八丁というやつでしょうか⁈ 物事を成し遂げる過程で、いちばん苦しい正念場。 dictionary.goo.ne.jp でも挫折するにはあまりにももったいない。 何かな…

世界三大紅葉樹のひとつらしい。 ニシキギ 名前の由来も、”豪華な錦の織物のような”ところからついたとのころ。 きれいはきれいだけど ”三大”というほどでもない気がする。 ぶらんとつるさがった、赤い実は楽しい。 けれど よーく見ないと見過ごすほどの大き…

おはなチャンになりたい

自然観察教室のお手伝いをしてきました。 今日の子供たちは小学校1年生。 子供は風の子といいますが、こちらも寒さを忘れるくらいのパワーでした。 はじめこそ、さかなクンよろしく、 「おはなチャンと呼んでください♪」なんて調子に乗っていましたが、1時…

冬のみちくさラボ

一段と寒くなりました。体調不良です。無理のきかないお年頃です。 でも、ブログ100日連続投稿は頑張る! とりあえず始めた『百の行』。その向こうには何があるのでしょう。 kusatoki.hatenablog.com なにか見えてきた気がする。現在、七七日目。 昨日、のど…

燃えていたのは飴かパッションか

”みどり~な”の、のど飴講座終わりました~ 「無事おわりました!」と、すがすがしく言えないのが辛いところですが… もしかして、みどり~なで開かれた講座史上初のことをやらかしたかもしれません。 そんなこんなの、本日のご報告です。 クロモジ、ニッケイ…

懐かしい名言

明日の、いえ本日の、のど飴講座の準備をしています。まだ。 終わらなーーーーい。 ヨモギ、オオバコ、ビワの葉、ユズ、クロモジ これらを刻んで煮出し、のど飴にします。 今回もなかなか上手くいかず。何度も予行練習。 その度、のど飴がじゃんじゃん生産さ…

おしゃべりも輪をかいた

今日も暖かい日でした。 友達のリクエストで佐鳴湖みちくさ散歩をご案内。まずは東岸の木道から。 たくさんの鳥たちに会いました。 トンビ トンビが魚を足で捕えたまま、しばらく旋回していました。どうして、すぐ食べてしまわないのだろう。 鳥は全然わから…

冬を迎える準備はよいですか

佐鳴湖公園で雪虫が舞っていました。 雪虫 雪虫(ゆきむし)とはアブラムシのうち、白腺物質を分泌するものの通称です。 えー、アブラムシだったの?となりますが、まぁ、細かいことは考えないようにして。 地方によっては初雪の降る少し前に現れるといわれ…

お節介やきたくなる木

昨日のセンブリに引き続き、みらくる園の植物をご紹介。 ナツハゼ(夏櫨) ツツジ科スノキ属 ブルーベリーの親戚で、実は食べられます。 深紅の紅葉と熟した実のコントラストが、とってもモダン。もう完熟といった状態ですが、それでも酸っぱ~い。 名前の由…

センブリが見頃です

水曜日、七味づくり講座に行った午前中に、『みらくる園』のお手入れに参加しました。 みらくる園は昔の姿を残す草地で、この辺では今では珍しくなってしまった草花たちが自生しています。 センブリ(千振)リンドウ科 ドクダミ・ゲンノショウコと並ぶ”日本…

日常:晩秋の佐鳴湖

朝晩に冬の気配を感じるようになってきました。 今年は台風や塩害の影響も少なく、佐鳴湖公園でもモミジが色づいています。 風のない穏やかな日は、ひょうたん池が鏡のように木々を映します。 「遠州のからっ風」吹く、本格的な冬の前。ひとときの静かな景色…

my七味はmyルーツの味でした

月に一度の理恵子先生のハーブ教室。本日のメインは、”my七味”づくりでした。 先生はこの講座を色々なところで開かれていて、毎回大好評だとウワサに聞いています。 「七味?材料混ぜるだけじゃないの??」いやいや、その人気には訳がある! ずらっとテーブ…

HOTなオオバコ

のど飴作り講座を来週、みどり~なでやります。 基本は理恵子師匠から伝授してもらったレシピですが、せっかくなので、”みちくさラボ”らしく、身近で薬効のある草木を取り入れたものしようと思っています。 手前はオオバコ。奥はヨモギです。 どちらも無農薬…

毒だって食べたくせに

ノブドウ 野葡萄 ブドウ科ノブドウ属 身近なところでも見かける、つる性の植物です。 下のエビヅルがブドウ科”ブドウ属”なのに対し、ノブドウは”ノブドウ属” エビヅルより分類学上ブドウと遠く、そのせいか、いかにもブドウっぽい食べれそうな名前なのに、食…

真っ赤なウルシでお肌も真っ赤にしませぬよう

紅葉が美しくなってきました。 温暖な浜松にあっても、ひときわ赤く目をひくのはウルシ科の木。 そして、ウルシといえばかぶれを連想します。 幸いウルシかぶれは未経験なのですが、特に注意したいのはヤマウルシとツタウルシなのだそう。 ヤマウルシ これと…