おしゃべりも輪をかいた
今日も暖かい日でした。
友達のリクエストで佐鳴湖みちくさ散歩をご案内。まずは東岸の木道から。
たくさんの鳥たちに会いました。
トンビが魚を足で捕えたまま、しばらく旋回していました。どうして、すぐ食べてしまわないのだろう。
鳥は全然わからないので、詳しいかたと一緒に歩いてみたいです。
西岸にも少し行きました。
こちらのほうがのんびり過ごしている人が多い気がします。東岸より、明るくて開放的な感じ。
黒い体に白いくちばしのオオバンたちが、しきりに地面をつついています。虫でもたべているのかなぁ?
一心不乱な様子が可愛らしくて和みます。
ここが撮影のお気に入りポイント。真冬には氷がはり、幻想的な景色が見られることがあります。
水際もすっかりきれいに刈られていました。お目当ての結構珍しい野草も、ついでに刈られてしまっていて、それは少しがっかり。
以前は、素晴らしい金色のメタセコイア並木が秋には見られたのですが、去年台風で塩害にあったあと葉っぱの元気がいまひとつな気がします。
このあたりは暖かいので、紅葉もこんなものでしょうか。
それでも、倒木やら、葉っぱがすっかり落ちてしまった木やらばかりだった去年よりずっといい。錦絵のような紅葉にはならなくても、無事穏やかな初冬をむかえられたのだと、しみじみありがたくなります。
ほんと、アートだなぁ。
足を止めて、鳥や草木をじーっと観る。それはまさにマインドフルネス。
日々いつの間にかぎちぎちになった心に、少し隙間をつくってくれます。
「ほんと、悩みは尽きないよね~」
「でも結局、元気でいてくれるのが一番だよね」
トンビがくるりと輪をかいた。
おしゃべりもぐるりと巡って、そんな感じ。