冬を迎える準備はよいですか

 

佐鳴湖公園で雪虫が舞っていました。


雪虫

 

雪虫(ゆきむし)とはアブラムシのうち、白腺物質を分泌するものの通称です。

えー、アブラムシだったの?となりますが、まぁ、細かいことは考えないようにして。

 

地方によっては初雪の降る少し前に現れるといわれいて、冬の訪れを告げる風物詩ともなっています。

雄には口が無く、寿命は1週間ほど。雌も卵を産むと死んでしまいます。熱に弱く、人間の体温でも弱るという、儚い命。

 

今週後半から全国的に冷え込むそうで、雪虫もそれを感じて舞っていたのでしょうか。


f:id:kusatoki:20191124182420j:image

モミジもすっかり紅葉しました。


f:id:kusatoki:20191124182416j:image

 

なぜ、紅葉するのか?

紅葉は植物にとって何のメリットがあるのか?

 研究者によるいくつかの説がありますが、いずれも仮説にすぎないそうです。

 

身近な現象にさえ、いまだに解明されない生き物の不思議があるというのは、どことなく心が遠くに広がる感じがして、もどかしくも嬉しくなります。