イタドリは10/5の誕生花でした

はままつ地域づくり講座に参加しました。

”講師をしたり、講座の運営をしてみたい人”というチラシが近所のスーパーに貼ってありまして、なんといっても『無料』ということですし、会場も近所ですし、申し込んでみた次第です。

しかし、行ってみると年齢層が高い。

ちょっと場違いだったのかなぁという思いが頭をよぎったとたん、急速にまぶたが重くなってしまいました…

 

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しかしです。

こちらの藤沼さんというかたがお話をはじめると、じわじわ引き込まれしまったのです。

すごい!!これはもう話芸といってよいのでは?!

 

口調がどこか坂上二郎さんみたいで、軽妙でちょっと可愛らしい感じ。結構長い時間お話なさっていましたが、自然と拍手がおこるような素敵な語り口でした。すばらしい。

 現役時代は、ながく営業職をやられていたそうです。

こつこつと毎日をすごし、さりげなく場を和ませる感じが野の花のようだと思いました。

 

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帰りに忘れ物をとりに佐鳴湖公園の管理棟に寄ったら、道の向かいのイタドリが満開。

地味な雑草ですが、花の時期だけは息をのむ美しさです。


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スマホでどんどん取り合えず撮ったのですが、見返してみたら、思いのほかどの画像も捨てがたい。
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雪が舞っているみたい。
イタドリってこんなに綺麗だったかな?と毎年思ってしまいます。

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しかし、じつは”世界の侵略的外来種ワースト100 ”に選ばれていて、特にイギリスでは大変な被害が出ているのです。

コンクリートや道路の舗装に亀裂を入れながら広まり、家の床を突き破るほどの繁殖力。英国全体で 1億 6600万ポンド(約230億円)の被害をもたらしているのだとか。。。

 

そして、Yahoo!ニュースの今年の5/24には、こんな記事もありました。

「日本から持ち込まれたイタドリ」と呼ばれたメイ英首相が6月7日辞任 しかし本当のイタドリは別にいる」

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20190524-00127195/

 

イタドリ駆除のための専門家サイトもありました…

https://japaneseknotweedspecialists.com/what-is-japanese-knotweed/

もう、 すっかり嫌われ者の代名詞。

 

1850年シーボルトが欧州に持ち帰り、はじめは美しい観賞植物と評価されていたそうです。

もの言わぬ静かな植物たちとはいえ、自然のちからは甘くみてはいけないと改めて思いました。