日常:晩秋の佐鳴湖
朝晩に冬の気配を感じるようになってきました。
今年は台風や塩害の影響も少なく、佐鳴湖公園でもモミジが色づいています。
風のない穏やかな日は、ひょうたん池が鏡のように木々を映します。
「遠州のからっ風」吹く、本格的な冬の前。ひとときの静かな景色です。
モミジをライトアップする照明が新しく設置されました。
ひょうたん池は一歩中にはいるので暗くなると立ち寄りがたく思っていましたが、どんな感じになるのかな。
サザンカも咲きそろってきました。
秋にチャドクガが大発生し、東岸のサザンカは酷くやられてしまいました。固いつぼみのまま、枯れてしまうのでしょうか。
夕日に照らされ、燃え上がるように咲き誇る姿を毎年楽しみにしていましたが残念です。
同じように季節は巡ってくるようで、同じ景色ではありません。
ピクニックシートを敷いて小さな子供を遊ばせていたお母さんが、赤ちゃんを左手に抱っこしたまま帰り支度をしていました。
さあ、これからおうちに帰って、夕ご飯準備して、食べさせて、お風呂入って。
慌ただしくも、平和な一日の、終わりの始まり。
フワウワと暖かそうなヨシの穂のなか、沢山の雀たちがにぎやかに群れていました。
あっという間に、暗くなるよ。私も早く帰ろう。