真っ赤なウルシでお肌も真っ赤にしませぬよう

紅葉が美しくなってきました。

温暖な浜松にあっても、ひときわ赤く目をひくのはウルシ科の木。

そして、ウルシといえばかぶれを連想します。

 

幸いウルシかぶれは未経験なのですが、特に注意したいのはヤマウルシとツタウルシなのだそう。

 

ヤマウルシ

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これと似た感じの葉っぱで近所でもよく見かけるのは、こちらハゼノキ

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ハゼノキもウルシ科ですが、かぶれ危険度は低いようです。

でも、「樹液に間違って触れ一度かぶれるとかぶれやすくなる」とか、「ウルシよりひどい症状になる」などの情報もありましたので、覚えておいたほうがよさそうです。

 

 

さてさていよいよ、かぶれ危険度ナンバーワンのツタウルシ。

ウルシっぽくない見た目なのに、もっとも強力にかぶれるのだとか。意外!!

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ツタウルシ ツタにそっくり。

 

ツタはブドウ科なのでかぶれません。

下は”ツタ”ということで借りてきたフリー画像なのですが…

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これは本当にツタ?! 私にはもはや画像では見分けがつきません…

ツタとツタウルシが絡み合って混生していることもあるので、樹木に詳しい先生に確認してみますね。

 

 

島根県のHPにツタとツタウルシの見分け方が文章とイラストで詳しく載っていました。

https://www.pref.shimane.lg.jp/infra/nature/shizen/shimane/sizennkansatu/wasigamine/kiken-syokubutu.html

 

大きな写真画像での見分け方がでていたのは、mirusiru.jpというHP

https://mirusiru.jp/nature/flower/tsutaurushi

 

但馬情報特急というサイトにも体験談ともに見分け方など詳しく出ています。

https://www.tajima.or.jp/nature/plant/126367/

 もしうっかりかぶれ成分に触れてしまったときにはどうすればよいかですが、水洗いはだめです。かぶれ成分は、油脂なので水では落ちず、かえって広げてしまいます。先に石鹸を泡立てて洗い、最後にぬるま湯で流すのがよいようです。ちょっと山の中では無理ですね。いずれにしても山の中では、とにかく近づかない、触らないことです。

洗っちゃ駄目だし、ムヒなどのかゆみ止めを安易に塗ると悪化することもあるらしいです。

 

樹液でかぶれるので、それが減ってくる秋は危険度はひくくなるとの記載もありましたが、用心するにこしたことはないかもしれません。

 

ヨモギの汁がウルシかぶれに効くと読んだことがあります。”みちくさラボ”なんて名乗っているのだし、かぶれ実証実験してみる⁈と頭をよぎりましたが、やっぱり勇気がありません。

試されたかたいらっしゃいましたら、効果のほどをぜひ教えてください。