恐竜やら天狗やら

 

切り株の上の、これは何だ⁈

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恐竜のタマゴ!! みたいな、石(たぶん)

卵型の石の割れ目から、白い石がのぞいています。不思議~

面白いからと、きっと誰かが置いていったのですね。

 

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石の隣にはちょうど、恐竜の足跡のような葉っぱの木がありました。

 

カクレミノ(隠蓑)

身につけると姿が隠せるという、天狗のミノに似ているから名付けられたと聞きました。

 

てんぐのかくれみの (チャイルド絵本館 日本の昔話 3)

てんぐのかくれみの (チャイルド絵本館 日本の昔話 3)

  • 作者:こわせ たまみ
  • 出版社/メーカー: チャイルド本社
  • 発売日: 1990/06
  • メディア: 単行本
 

 

天狗が右手にもってヒラヒラさせているものを拡大してみました。

 

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蓑の絵と黄色くなった葉っぱは、色までそっくり!

 

 

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カクレミノの葉っぱにはバリエーションがあって、切れ込みがないものや、2裂のものもあります。(稚樹のときは更に3~5裂に深裂)

 

切れ込みなしをグー、2つをチョキ、3つに分かれたものをパーとそれぞれ見立て、「グウ、チョキ、パーの木だよ」と、子供たちに言うとウケます。

葉を後ろに隠して、ジャンケンポンで見せ合ってジャンケンをします。単純な遊びですが、実は大人もうっかり盛り上がっちゃったりするのです。

  

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それから、この葉っぱは神さまへのお供物をのせるのに使われたりもして、なかなかありがたい木でもあったりします。