”椿”って中国では全然ちがう植物だった
いいですね!ツバキって。
深い緑のつやつやした葉。灰白色のなめらかな樹皮。
紅い花。黄色の花粉。美しいですねえ!!もう完璧。
ツバキといえば、花がぼとっと落ちる
おもに花粉を運ぶのはメジロなどの鳥だそうです。
まだこの時期には虫もすくないですから。
雄しべが筒のようにくっついているから、くちばしでつつかれても簡単にバラバラになりません。
ところで
”椿” という字。
中国ではチャンチンという、まったく別の植物を表します。
フリー画像お借りしました。
3月頃に出る新葉がピンク色をしているんですって!
普通に売ってる。けど、こんなのみたことない。
しかも、ガーリックみたいなナッツみたいな香りで食べれるとかありましたよ?!!?
ピンクのニンニク味の葉っぱをつける大木?!
なにそれ。
チャンチン情報が頭をわしづかみにしてグワングワン揺らしてくる。
浜松ならフラワーパークやガーデンパークにあるらしい。
絶対絶対絶対いかなきゃ!!!!
3月?スケジュール帳に今すぐ書こう。
ところで、なんの花の話でしたっけ??
そうそうツバキ。
なんで日本ではこの慎ましやかな木に”椿”ってあてたんだろう。
椿もちってご存じですか?
サザンカに代わってツバキが咲き始めました。
高い場所にぽつぽつと。
スマホじゃうまく取れない。
そういえば椿餅ってお菓子の写真を見たことがあったなと、ふと思い出しました。
椿餅とはこんなの
例のごとくWikipediaもみてみたら、和菓子の起源ではないかと言われているとか!?
椿餅(つばいもちひ、つばきもち)は平安時代に、軽食代わりとして食べられた餅菓子。また現代の京菓子。
平安時代の菓子は唐菓子と言って中国伝来の揚菓子がほとんどだが、桜餅のように団子を植物の葉で挟む形式などが珍しく、この椿餅は日本独自のものでないかと言う見解もあるが定かではない。その説に従うなら、これが和菓子の起源である。
「椿い餅、梨、柑子やうのものども、様々に筥の蓋どもにとりまぜつつあるを、若きひとびと、そぼれとり食ふ」(『源氏物語』「若菜上」)
源氏物語では、蹴鞠を楽しんだあと椿餅や梨・柑橘類を食べて一休みしたとあります。
レシピもいくつも出てきました。
でも、平安時代のは現在のレシピとは違ったようです。
江戸時代中期に書かれた日本初の百科事典『類聚名物考(るいじゅめいぶつこう)』にはこうあります。
干粉を粉にし、丁字の粉を少し加え、甘葛でこね固めて、団子にし、椿の葉2枚の間にはさみ、幅1分ばかりの薄葉の紙を帯にする、という趣旨の記述がある。
お!甘葛(アマヅラ)!!
これは体験済み ↓
アマヅラを採取するのは困難なので砂糖で代用するとして。
干粉は干した米を粉状にしたものなので、今でいう道明寺粉でOK。
近所のスーパーでも普通に売っています。簡単に作れそう!
よし、日本最古の和菓子再現だ~♪
ネバり強さが魅力です
こんな、どさむいなかで元気さ際立つギシギシ君。(“ど” というのが遠州流なんです)
ギシギシって変わった名前ですよね。
以前は通称かと思っていました。でも、標準和名なんです。
じつは何種類もありまして、実の形などから判断するのですが、こんなロゼットの状態だと難しい。
ギシギシは昔から人々に親しまれていたので、いくつもの呼び名が各地にあります。
そのひとつが ”オカジュンサイ”
この真ん中のすくっと立ち上がっている、白い薄い膜をかぶった新芽がジュンサイのようにヌメリがあり、食用とされます。
この本にも載ってました!
こちらのサイトでも読めますよ。
だけど、生えているところが大抵ワンコがお散歩するようなところなので、
チャレンジするのに躊躇します…
野草食とワンコお散歩事情はいつも悩ましい問題。
以前、野草食のお話をお隣の愛知県まで聴きに行ったとき、これをお味噌汁に入れるのが大好き!と先生が言っていました。
ネバネバ食感って、なんとな~くハードル高いのです。
でも、みちくさラボですものね。やらネバですね。
ネバーギブアップでワンコ入らない所の探しますネバ。
どさむい
今朝の浜松市中区は朝6時の時点で最低気温の-3.1度となり、8時でもまだ-1.9度でした。
佐鳴湖公園もあちこち凍っていました。
蛇口から漏れた水もこの通り。
なんだか複雑な形に固まっている氷。
オオバンが氷の島の端っこに写っています。
寒くないのかな?なんで大丈夫なんだろう??
寒さに強い鳥の体ってどうなっているのかな~
温暖とよく言われる浜松ですけど、
夏は41.1度をマークしたし、今朝は-3.1度だし。
キビシーっ!!
これも異常気象ってやつ?!と思い調べてみた。
あれ?
まだまだ寒くなる余地あり…
凍結とかすると浜松の人慣れていないから大パニックです。
怖い!気をつけよう。
恐怖と寒さで心まで凍りつきそうなので、最後に春のお花を一枚。
チョウセンレンギョウ
本来3~4月の開花ですが、気の早いのが一輪二輪咲いていました。
冬の次は春だ!頑張ろう!!
寒い!だから月桂樹白湯!!
たまたま見つけたZOOMのお試し講座に参加しました。
先生は神奈川県の藤沢でハーブやアロマを教えているかたで、本日は風邪対策についてのお話です。
講座の中で、夜寝る前に保温ポットにローレル(月桂樹)の葉を1〜2枚入れ、500㎖の熱湯を注いでおき、翌日飲むと良いというお話がありました。
調べてみたら詳しいサイトがありました。
早速、最近飲み始めたハブ茶にローレルと同じクスノキ科のニッケイを入れてみまいした。
ニッケイ(ニッキ)も古くから中国では薬物の王として扱われているそうなので効きそう。
やりかた雑。
お、ちょっと味もオシャレになりましたよ。
コーヒーは身体を冷やすというしカフェイン中毒も良くないし、少しシフトしていこう。
ちなみにハブ茶はヘビのお茶ではありません。
そう。これが、ケツメイシ!!
ついでに歌手のケツメイシさんの名前の由来も調べました。
ケツメイシの名前の由来には2つのエピソードがある! | ケツメバカのややウケブログ
お茶はアマゾンで買いました。
美味しくてお安くて、続けられそう〜
やる気のない竜が
「たぶん体にいいと思うよ~んw」と言っております。
小さい春み〜つけたぁ〜〜♪
二十四節気”小寒”に入り、初侯は芹乃栄(せり すなわち さかう)です。
これは芹が盛んに茂る頃という意味。
冷たい水辺で育つ芹は1月から4月にかけて旬を迎え、セリの語源でもある“競り合う”ように良く育ちます。
まだ固くつぼんでいますが、ふきのとうも見つけました。
ミツバも柔らかそうな新しい葉をもう沢山だしています。
川では晩秋に沿岸で生まれたボラの稚魚が群れをなして遡上していました。
これ何匹いるのだろう⁈
Wikipediaでボラがブリなどと同じく出世魚だと知りました。
『ブリやクロダイ、スズキなどと同様に、大きくなるにつれて呼び名が変わる出世魚にもなっている。
関東 - オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
関西 - ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
高知 - イキナゴ→コボラ→イナ→ボラ→オオボラ
東北 - コツブラ→ツボ→ミョウゲチ→ボラ
「トド」は、「これ以上大きくならない」ことから「結局」「行きつくところ」などを意味する「とどのつまり」の語源となった。』
とどのつまりがボラから来てたなんて!
水質汚染がないころは味の良い食用魚として親しまれていたともあり、今よりずっと身近な魚だったのでしょうね。
ちなみに、うちの近所のスーパーのお刺身コーナーでは時々ボラが並ぶんですよ。
癖がありそうな気がして手が出なかったのですが、こんど見つけたらぜひ挑戦してみます!
寒さ本番突入といった感じですが、そこここに、春がいたずらっ子のように顔をのぞかせていました。
あとは肴を用意して、と
橋の向こうにみえる寒々としたあの木。
よ~く見ると花が咲いていました!!
近づいて~
ほら!
伊豆大島などに自生していた”オオシマザクラ”と、台湾や中国南部に分布する”カンヒザクラ”が交雑したものだそうです。
1955年に静岡県河津町の川沿いで偶然発見され、現在も原木があります。
さすが、見事な樹です。
寒いうちに咲くと花粉を運ぶ虫がいないので野生では不利になりますが、カワヅザクラは人に愛され、接ぎ木で子孫を残しています。
livecam.town.kawazu.shizuoka.jp
ライブカメラで河津川の桜の様子がみれるサイトを見つけました。
さすがにまだ花は見えませんが、電車が通り過ぎていったり、ちょっと旅気分も味わえます。
これ見ながら美味しい日本酒傍らにお花見とか良さそう!
満開は2月中旬頃とのこと。
楽しみだな〜