椿もちってご存じですか?
サザンカに代わってツバキが咲き始めました。
高い場所にぽつぽつと。
スマホじゃうまく取れない。
そういえば椿餅ってお菓子の写真を見たことがあったなと、ふと思い出しました。
椿餅とはこんなの
例のごとくWikipediaもみてみたら、和菓子の起源ではないかと言われているとか!?
椿餅(つばいもちひ、つばきもち)は平安時代に、軽食代わりとして食べられた餅菓子。また現代の京菓子。
平安時代の菓子は唐菓子と言って中国伝来の揚菓子がほとんどだが、桜餅のように団子を植物の葉で挟む形式などが珍しく、この椿餅は日本独自のものでないかと言う見解もあるが定かではない。その説に従うなら、これが和菓子の起源である。
「椿い餅、梨、柑子やうのものども、様々に筥の蓋どもにとりまぜつつあるを、若きひとびと、そぼれとり食ふ」(『源氏物語』「若菜上」)
源氏物語では、蹴鞠を楽しんだあと椿餅や梨・柑橘類を食べて一休みしたとあります。
レシピもいくつも出てきました。
でも、平安時代のは現在のレシピとは違ったようです。
江戸時代中期に書かれた日本初の百科事典『類聚名物考(るいじゅめいぶつこう)』にはこうあります。
干粉を粉にし、丁字の粉を少し加え、甘葛でこね固めて、団子にし、椿の葉2枚の間にはさみ、幅1分ばかりの薄葉の紙を帯にする、という趣旨の記述がある。
お!甘葛(アマヅラ)!!
これは体験済み ↓
アマヅラを採取するのは困難なので砂糖で代用するとして。
干粉は干した米を粉状にしたものなので、今でいう道明寺粉でOK。
近所のスーパーでも普通に売っています。簡単に作れそう!
よし、日本最古の和菓子再現だ~♪