小さい春み〜つけたぁ〜〜♪
二十四節気”小寒”に入り、初侯は芹乃栄(せり すなわち さかう)です。
これは芹が盛んに茂る頃という意味。
冷たい水辺で育つ芹は1月から4月にかけて旬を迎え、セリの語源でもある“競り合う”ように良く育ちます。
まだ固くつぼんでいますが、ふきのとうも見つけました。
ミツバも柔らかそうな新しい葉をもう沢山だしています。
川では晩秋に沿岸で生まれたボラの稚魚が群れをなして遡上していました。
これ何匹いるのだろう⁈
Wikipediaでボラがブリなどと同じく出世魚だと知りました。
『ブリやクロダイ、スズキなどと同様に、大きくなるにつれて呼び名が変わる出世魚にもなっている。
関東 - オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
関西 - ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
高知 - イキナゴ→コボラ→イナ→ボラ→オオボラ
東北 - コツブラ→ツボ→ミョウゲチ→ボラ
「トド」は、「これ以上大きくならない」ことから「結局」「行きつくところ」などを意味する「とどのつまり」の語源となった。』
とどのつまりがボラから来てたなんて!
水質汚染がないころは味の良い食用魚として親しまれていたともあり、今よりずっと身近な魚だったのでしょうね。
ちなみに、うちの近所のスーパーのお刺身コーナーでは時々ボラが並ぶんですよ。
癖がありそうな気がして手が出なかったのですが、こんど見つけたらぜひ挑戦してみます!
寒さ本番突入といった感じですが、そこここに、春がいたずらっ子のように顔をのぞかせていました。