天までとどけ
またまた理恵子先生の講座にいってきちゃいました。ストーカー。
本日は『松竹梅』がテーマ。
フレッシュ松葉のジュース。
松葉と水をガーっとミキサーにかけるだけ。なんと、これでガンが治っちゃったお父さんがいるとか?!
苦みはないですが香りが独特。
でも、レモンスライスをほんの少々入れるだけで不思議なほど飲みやすくなりました。おかわり~
竹のお茶も。
こちらは香ばしくて馴染みやすい味。さすがイネ科。イイネ。
本日のクラフトはロウバイの香りを再現した練り香でした。
太白ごま油(ごま油といっても匂いはしません)、蜜ろうを湯煎にかけて、アロマオイルと混ぜます。
抽出するのが難しいため、ロウバイからとったアロマオイルはないのだそう。
なので、香りの成分が似ている4種類のアロマオイルを合わせてロウバイの香りを作ります。
冷えて固まったら練り香の出来上がり。
ベースになっているのがごま油と蜜蝋なので、もちろんスキンケアに使えます。
ハンドクリーム代わりにすると、ふとしたときに良い香りがしてきて心癒される。
家事の合間に、オフィスでの小休憩に。すごくいいと思う。大事大事。
またきっと頑張れる。
そしてお楽しみのおやつには理恵子先生特製の松葉シロップがかかっていましたよ!
針葉樹のこころ静かになるような ”すん” とした香りがほんのりします。ハチミツのような感じもする。
先生は香りや色が思ったほど残らなかったと辛口評価でしたが、いや、このくらいのほうが万人が美味しく食べれますって。
理恵子先生は薬草くっさいのが好きだからなぁ。
帰宅したら、お隣のロウバイが夕日に透きとおっていてきれいでした。
” 東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花
主なしとて 春な忘れそ ”
春風が吹いたら香りを送っておくれ、梅の花よ。主人がいないからといって、春を忘れてはならないぞ。
菅原道真が太宰府へ左遷されるおり、大事にしていた梅の木を前に詠んだ歌を講座のなかで紹介してくれました。
このロウバイの香りも、去年天国にいってしまった隣のおじさんに届いていればいいな。
↑ ガラス細工みたいなロウバイの種が売られてたって書いたけど、これはウソだろうなぁ。悪い商売する人がいますね。気を付けよう。
ハーブボールのオリジナル利用法
来月、自分の講座でハーブボールを作るので、ブラッシュアップのためにオンライン講座を受けてみました。
ストアカで見つけました。
地方住みにとっては、ほんとありがたいことです。今日は福岡の先生。
インターネットすごい。いつの間に世の中はこんなことになったのか。
実習材料が前もって送られてきます。
「タマリンドウを割って匂いを嗅いでみて下さーい。 そうそれそれ。その黄色いのです。」
福岡⇔浜松。遠く離れた場所で先生と同じ匂いを嗅ぐ。
時空を超えちゃうみたいでテンション上がる。
いいな、これ。
ポイントは五感を使うこと。それで一気に臨場感が増す!
先生の手元をみながらマッサージボールを作りました。
へー。知らなかった。
ボールの作り方にもお作法があるなんて。タイ伝統医療ですものね。
↓ こちらが本日の中身。
みかんの輪切りみたいなのはコブミカン。
タイ料理によく入っているあの葉っぱの果実。
果実初めて見た!!すっぱい。(隙をみて味見)
あと色々。8種類くらい入ってます。
なんというか。不思議な香り。この香りがまた効くらしい。
甘いような、フルーティなような、薬臭いような。
これを蒸し器で蒸したり電子レンジでチンして温め、ツボなどにあててマッサージするのです。
ハーブボールは匂いがなくなるまで何回も使えます。何回も使ってこそ、薬効成分がよく染み出してくるらしいです。
質問などしてたら50分も超過してお話してくれた。他に受講者がいなかったので、なんとマンツーマン。
よーし。頑張るぞ!
日本の野草でハーブボール!!
そうだ。一家に一個ハーブボール時代が来るかもしれない。いや、国民ひとりひとりにハーブボール。
晴れ願い窓辺に吊るせハーブボール (てるてる坊主)
おひねりの代わりに投げちゃえハーブボール
雪だるま、鏡餅、ミーの頭、応用自在さハーブボール
金運あがりますように
それでそのあと、オームみたいなカラスウリの種のかたまりをどうしようかなと思いまして、
ワタを取り除くと変わった形の種が現れるから、きれいにして観察会のときプレゼントにしようかな~とか♪
引っ張ってもワタの繊維がミューーンと伸びるだけだったので、ティッシュでこすってみました。
意外にトゥルンと取り除けます。
ああ、でもやっぱり沢山あるとちょっと…
変わった形は打ち出の小づちとか大黒様の顔に見立てられ、金運アップのお守りにされます。
これをお財布に忍ばせておくと、お金持ちになるんです。
わたしのお財布にも確か入っているはず。もちろん効果絶大でした!
よし。
金運アップアイテムをアップで撮ってじっくり見てみるとしよう。
両端はへこんでいるんですね。
表面は少しぼこぼこで模様がある。
割ってみました。
両端の部屋は空っぽ。
真ん中の部屋には白い胚乳が見えます。
部屋と部屋には仕切りがありました。
そして、さらに拡大してみました!
ここからはさらに、
さらに、気持ち悪いですよ~~~
ごつごつしてたり、キラキラしてたり。
そしてそのキラキラを拡大すると
円柱状のものが並んでいた。
なんだこれは!
不思議な世界をまた垣間見てしまいました。
昨日のアロエもそうですが、植物って拡大して見てみると動物っぽいというか。
生きるぞ!って”意思”が生々しく伝わってきて、たじろいでしまいます。
倍率を変えるだけで、『静』が『動』に変わる。
種の中身は白くてつるつる。
なんだか、やっとほっとしました。
アロエの実らぬ恋
浜松ではわりと普通に見かけられるアロエの開花。
花の少ないこの時期に圧倒的な存在感です。
簡易マクロレンズを買ったので試し撮りを色々。
花粉もしっかりあるけど、うちの鉢植えに虫がきているのをみたことない。
そもそもこんな寒い時期で虫もいないし。
南アフリカのほうの原産というから、その頃のサイクルが遺伝子に記憶されていて花を咲かせているのでしょう。
待ち人来ず。ちょっと不憫。
分解してみると蜜がありました。
つぼみはどこか海の生き物を連想させる。
拡大してみないと見えない世界。
その美しさとなまめかしさに圧倒されました。
花は植物の生殖器官とあらためて認識。
この無骨なアロエの花に秘められた生命の神秘…
…………
ま、最後にはてんぷらになっちゃったんですけどね!
冬の中休みかな
とても暖かい一日でした。
午前中はうっすら春霞のような、ふわっとした空気で冬の遠州には珍しく風もなく。
あまりに良いお天気だったので、夕方もう一度歩いてみた。
好きねー
お散歩している人も結構いたのに不思議と話し声はせず、
聞こえてくるのはカラスの声や、鳥のさえずりばかり。
魔法がかかったように、なんともいえない平和な静かな穏やかさが流れていました。
お気に入りのアートなヤナギ。
幹にぽっかり穴が開いていても、春にはちゃんと芽吹く。
なにもかも優しく見せてしまう、ほんとに不思議な空気の日。
なんでかな~ 先週が寒かったせいかな~
小さな花がたくさん咲いていると思って足を止めたら、アキノノゲシが綿毛を飛ばしたあとでした。
小さな綿帽子のくせに意外に大きな種。
あら、この株だけずいぶん種が赤い。
こっちのは黒いのになぁ。なんでかな。
でも、今日は調べるのやめた。
せっかちになったらもったいない。こんな日はね。
みちくさ、しゃがみこんで種なんか眺めてる。
明日も仕事だったっけ。
まぁ良い。まぁ良い。
ビワの葉づくし講座行ってきました
本日は理恵子先生のビワ葉づくし講座にいってまいりましたよ!
ビワには薬効がいっぱいあって、鎮痛・血液浄化・殺菌・抗ウィルス、そして抗がん作用まであるのだとか。
まずはビワの葉のチンキを作りました。
チンキとは薬用植物を度数の高いアルコールに漬け込んで、成分を抽出したもの。
細かく切って瓶に入れ、
アルコール(本日は果実酒用ホワイトリカー。35度)を注いで出来上がり!
簡単だけど、痛いところに湿布したり、薄めてうがいして口内炎とか口腔衛生にもいいし、お風呂に入れれば入浴剤にと、色々使いやすい便利なお品。
半年くらいつけておくと十分に有効成分が出てきます。
次はなんだか、出汁パックみたいになっちゃってますが、(え?生ゴ○みたいとか言わないで)
ビワの葉、ヨモギ、ミカンの皮、ユズ丸ごと一個、岩塩を詰めた入浴剤。
Oh!ダイナミーック!
いいなぁ。バスボムなんかにしなくたって、こんなふうにざっくりどっさり無骨に使うほうが生活感あってかっこいい。
ミカンの皮はたいていゴミになるだけだし、ヨモギだって増えすぎて雑草になっちゃうし。
こうやってじゃんじゃん使ったら良いのだ。
そしてお昼ご飯もビワの葉づくし。
メインはサバの塩焼き…じゃ、ありません。
飛騨高山の名物料理 ”朴葉味噌焼き” のビワ葉版。葉の上に甘味噌、キノコ、豚バラなどを乗せて焼いてあります。
これは間違いないやつ!!
ご飯もふろふき大根もお味噌汁もビワの葉のだし(つまりビワの葉茶)で炊いてあります。ほんのりピンク色にそまっていて心ウキウキ♪
すっかり忘れていましたが、家に一年前に作ったのがありました。
左今日。右去年。
ビワの葉を採取した場所や年やで、チンキの香りが違うそうです。ワインみたいですね。
余談。ビワの葉を取りにお庭に出たとき、ついでに冬芽撮りました。
イチジクの冬芽(ビワではない)
あれ?拡大してみると葉痕がドライフルーツのイチジクに似てません?
閲覧注意ドライカラスウリ
リースに飾りっぱなしだった実を開けてみることにしました。
だいぶ色も褪せてしまって。
完全に乾燥していてパリパリ。
ハサミで切るとパリパリ音がします。
中身はどうかな〜
ぎゃーーーーーーーー!?!?
怖いもの出てきた!!
閲覧注意かも。
虫?
虫じゃないって言って!!
こんなの出てきたかと思った。
よかったー。普通に種でした♪
まぁ、 ジューシーなときも
たいがい気持ち悪い。
果肉の付きかたがおもしろいです。
ひとつづつ種を果肉が包んで、ゆるい切れ目がある。
もうひとつも開けました。
21個と18個
合計39個でした。
オームは人気者☆