タイワンホトトギス
ご近所に、勝手にメダカのおじさんと呼んでいる俳句の先生がいます。家の前を通りがかると、育てているメダカやらお花やら、思いつくままに色々持たせてくれるのです。
秋におじさんのお庭でひときわ華やかなのが、タイワンホトトギス
東アジア(日本、台湾、朝鮮半島)に分布し、19種が確認されている。そのうち日本では 13種(変種を除く)が確認されており、うち 10種は日本固有種である。 日本列島を中心に分布していることから、日本が原産であると推定されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AE%E3%82%B9%E5%B1%9E
もともとは日本から広がっていった植物だったのですね。
日本のホトトギスは、花がそれぞれの葉の脇のところについていて、タイワンホトトギスは、先でいくつにも枝分かれしたところについているのが見わけのポイント。(交雑しやすいらしいですが)
まだら模様が鳥のホトトギスのお腹に似ているのが名前の由来といわれます。
特徴的な花はマルハナバチ類に授粉を手伝ってもらうために進化したものだそうです。
花の上に乗って蜜を吸うために動き回る背中に花粉がつきやすいような形に、また、授粉しやすいよう雄しべと雌しべの高さを同じにしています。
めだかのおじさんはお酒が大好きで、ほろ酔い気分でお花の手入れをしている姿をよく見かけました。
ところが、しばらくお会いしないなというときがあり心配していたところ、入院して色々手術をしたとあとから話してくれました。
「おなか開いてあっちこっち取っちゃったよ。
もう、酒はやめた。
酒なんて、あんな時間の無駄はない」
最近また、お見かけしないけれどお元気でしょうか。
植物の話で、前みたいに立ち話ができたらないいなと思っています。