ブラシノキは閲覧注意案件だった!
五月ころに、ブラシのような変わった花を咲かせます。最近、庭木でもよくみかけるようになってきました。
出典 cheetahさんhttps://www.photo-ac.com/写真AC
赤くみえるのは雄しべ。たくさんの花が集まっています。
さてここからが本題。
大丈夫ですか?
こころの準備はいいですか?
今日の記事はダメな人は悶絶すると思います。
『トライポフォビア』っていうらしいです。
穴の開いたものに対する恐怖症。
酷いと吐き気、めまいを引き起こし、パニック症状を起こす人もいて、研究によるとトライポフォビアである人は全体の16%にものぼるそうです。
10人に1人、2人は今日の記事、見ないほうが良いですね…
今まで花にばかり気を取られていました。そうしたら実りの季節をむかえ、とんでもないことになっているのを目撃してしまったんです。
前置き。長くなりました。
さあ、良いですか。深呼吸して〜〜〜
今の時期のブラシノキのお姿。
↓
↓
↓見る?ほんとに?
↓
↓
↓大丈夫?クレームはダメですよ。
↓
↓
ギャーーーーーーーーー
…
最初は実とは思えず、カイガラムシ的なものが大発生してるのかと思いました。。。
大迫力。。。
太い幹のようなところにもついています。
花の咲いた先に枝が伸びるという珍しい特徴があり、翌年は新しく伸びたところに花が咲きます。実は次々と7~8年も枝に残り、そのまま発芽能力も持ち続けます。
太くて幹のように見えるのは、何年か前に花をさかせた枝だったのですね。
原産はオーストラリアの乾燥地。極端な乾燥や山火事のときにパァーンと実が裂けて、粉状の種子が風で飛んで散布されます。
火事でまっさらになったところに、真っ先に芽を出してその土地一帯の優占種になるのがブラシノキのもくろみ。
こわい…
なんだかすごく、色々怖い…
お花の世界も生きるということは、きれいごとではすまないということですね。