カラスウリのご利益
カラスウリの種で金運アップのお守りを作ってプレゼントすることにしました。
まえに自分がもらったとき嬉しかったから♪
そして、すごく金運上がったから! お福分けです。
ネットで見つけた展開図のPDFファイルをWordで編集しました。
ここ↓ すごく便利。
あとは中に種をいれて~
出来上がり~!
やだ可愛い。自画自賛。
気分良くなったところで、荒活荒活♪
説明しよう。荒活とは荒ぶり活動の略であり、みちくさラボとはみちくさしながら実験的なことしようよということが原点なのだった。(忘れていたけど)
先日、お花を見つけたセイヨウカラシナ
漢字でかくと芥子菜。
「菜」は食用の植物、つまり「野菜、青物」を意味します。これは漢字の形をよく見ると由来が分かります。
「采」は木の上に爪(手)が描かれ、木の実を手でとる場面を表現しています。これに「艹(くさかんむり)」を組み合わせ、「畑に実った野菜を収穫する様子」を表しました。ここから「野菜」の意味が生まれ、その野菜を調理した「おかず」の意味も生まれたのです。
昔から食用にされていた植物に菜という名前がついているわけで、むしろ食べない理由が見つからない。
でもアブラナとかカラシナは交雑しやすく味も個体差が大きいらしいので、お味見で少量しか採ってきませんでした。
さっと茹でて、からし醤油が王道かな。
やだ美味しい! あまーーーーい!!
甘味って収穫してからどんどん分解されちゃうらしいから、やっぱり採れたてって大事なんですね。
いいわこれ。ちょくちょく採取しよう。節約にもなったりして。。
あ!これはもしかして。金運アップのご利益?!
うーん…
こころの隅っこがちょっと寂しいのはなぜだろう。
諸行無常
佐鳴湖の梅は今年は遅いようで、まだ一輪も咲いていません。
でも、不思議なことに梅の香りがしたんですよねー。
条件反射的に脳が香りを思い出しているのかしら。時々そういうことあって本当ふしぎ…
よし。木の上がまだなら地面いってみようヂメン!!
おー!あったあったあったあった!!
今年初!!! 見えますか?
ツクシちゃんです。これはちゃんづけで呼んでいいやつですね。満場一致。
いいね!春だね!!
菜の花も細々さいていましたよ!これはセイヨウカラシナの菜の花。
春 はる ハル
小さい春があちこちでのぞいている。
ちょっといい感じに寄ったので、最後に変なのいってみよう。
そうこなくっちゃね!
”成れの果て” という言葉がぴったりすぎる悲しいお姿…
大丈夫。閲覧注意じゃありません。これはガマです。
ちびっ子からの人気絶大。植物性フランクフルトといっても過言ではない。(過言)
それが、こうなって
で、こうなりました。
冬のみちくさ。
秋の実りの成れの果て。
春の開花のさきがけ。
季節の輪っかがまわってる。
いざ荒活
辛いことがありました。
泣きぬれ机につっぷしていました。
ふと顔を上げると、なんと天使が励ましに来てくれたのです。
よく顔をみせておくれ
こびりついたティッシュを天使と見まがうほど、今、わたしのメンタルはボロボロです。
ま、それはそれとして。
皆さんと約束しました。荒ぶり活動すると。
オニタビラコの根っこを喰らってやると!
武士に二言はない。
斬る!!
気合を入れて根っこを切る。
切り口からは白い汁が滲みだしてきました。
タンポポの茎を折ったときと同じ、白い液体は「ラテックス」と呼ばれるものです。
ラテックスの機能として考えられているのは、
・栄養を蓄えたもの
・老廃物や排泄物
・損傷を受けた場合に固化することによって菌類や微生物の侵入を防ぎ、組織を保護する
・いくつかの植物では非常に苦い、時に有毒なラテックスを分泌することから、草食動物から身を守るためのもの
新鮮なレタスの切り口から出るのもそう。(レタスもキク科)
少量で手がすごいベタベタになり水をはじきました。
さて。
見ためゴボウっぽいのでキンピラにしてみることにしました。
ごま油でジャーーーーーー
お砂糖、お酒と、お醤油をジューーーーーーー
はい!出来上がり。
時短メニューですね。良い香り&いい照り。
ゴマ油の香りで料理っぽさを無理やり引き出しています。
実食!!
もぐもぐもぐもぐ…
おっ?!
これは、
ゴボウのようにシャキシャキするかと思いきや…
ほくほくですよ!
え!柔らかい。
甘くてほくほくです。
ふむふむ もぐも……
甘いのは一瞬でした。
にがーーーーーーーーーーーーーーいっ!!
しかも
口の中がキュッとする。キュッと。
そして気のせいでなけれ、なんとなくピリピリ少し痛くなってきた。
万能薬といわれるだけに良薬くちに苦しなのかもしれません。
荒活きびしーー!
ごめんやで
オニタビラコの根っこを食べる予告を昨日しましたが、今日は未知の世界をのぞいてきたのでそのお話をしたいと思います!
もう、このイラストをみただけで自分が2時間耐えられるのか心配でした。
でも、やっぱり植物って土から生えているものでしょ。ならば土の中の生き物の顔も知っとかないとなと思いまして。
勢いで…申し込んでしまいました。
一人一台づつ顕微鏡が用意され、ツルグレン装置で集められた土の中の生物入りシャーレを覗くという。
え、もっとザックリ、おおきなスクリーンに映し出したのをみんなで見て、先生が説明する的なものかと思っていた…
これは…逃げ場なし。土壌生物とフェイストゥフェイス。near near very near
ちなみにツルグレン装置は簡単に自作できます。
意外なことに参加者の中ではなんと若いほう!
隣の席のお姉さまは始終、
「わぁ、何かしらぁ?これ」とか
「きれいだわぁ。美の世界ね!!」と感嘆の声をあげていました。
素晴らしくないですか?
熟年ご夫婦が参加していたりして、皆さんの好奇心、もう、そのことに感動。
私のシャーレは当たり(?)で先生のモニターの ↑これよりもっとギッシリ生き物がいました。
ギッシリ。生き物だらけ。土壌生物たちが押し合いへし合い。
ムカデをどアップで見たとき、
(もう無理…)となりましたが、お姉さんの声を励みに心奮い立たせ、なんとか離脱せず頑張りました。
確認できたものを各自ホワイトボードに丸しました。
多かったのはトビムシ目、ダニ目、クモ目。
分類の”目(もく)”というのは例えば、コウチュウ目だったら、カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシ、ゲンゴロウ、オサムシ、ホタル、テントウムシ、ゾウムシなどなど全部が含まれます。
私のシャーレだと10目はいました。
つまり、
足の下には普段見えないけど、ものすご~いものすご~い生物多様性の世界が広がっているのだよというお話。
ダメだ。やっぱり苦手だ!
苦手すぎて文章がまとまらない!!これ以上考えたくない。
これにてごめん!!!
荒活したい
バラの植え替えのお手伝いをしました。
こちら5月の様子。
悔しい。
野草の花こそ自然で一番美しいと思っていたけど、こうしてみると美しいバラにはやっぱり心躍るというか、心潤う感じがしてしまう…
そんな美しい花のために手間と愛情をかけた真冬のお世話が大事なのです。
しかしあろうことか、大切なバラの植木鉢にオニタビラコが生えてきていました。
よく見かけられる、いわゆる雑草。
地中深くに根をはるしぶといやつですが、植え替えのときに根っこごと採れました。
まいったか。
あれ?でもなんだか美味しそうかも。
今では希少になってしまったコオニタビラコの代わりに、オニタビラコが使われたりもするし。
つまり完全食べれる草!いける!!
更には、さすがに薬効はないだろうと思いつつ調べてみると…
『解熱 毛毒 消腫 止痛 薬疹、食中毒、感冒、乳腺炎、リウマチ性の関節炎、アレルギー性喘息、のどの痛み、結膜炎 尿路感染など。ほぼ万能薬です。』といったことが書いてある。
うそ!?
上の熊本大学のサイトによると
”成分研究を行い、抗酸化作用を持つフラボノイド類、フェノール性化合物のコーヒー酸誘導体を、抗アレルギー作用を持つセスキテルペンの存在が分かり…”とありました。
…
ワイルドに雑草の根っこ食っちゃろかとおもったのだけど、まさかまさかの結構な薬草だった。
へたげに調べたばかりに荒ぶり度がだだ下がりしてしまった。
まぁ、とにかく明日食べてみよう!
荒活しよう
佐鳴湖公園ひょうたん池の奥のほうでネジネジを発見。
いや、こっち
このしなやかなねじれ具合は藤?と一瞬おもいましたがどうも違う。
冬芽をみる。お、この毛むくじゃらさんは~
アカメガシワだ!
アカメガシワの冬芽は、すっぽんぽんの「裸芽」。らめーじゃなくて、らがと読みます。このまま成長して葉っぱになります。
ちなみにすっぽんぽんじゃなくて芽鱗(がりん)と呼ばれるもので保護されているものは「鱗芽(りんが)」といいます。
↓ ウメの冬芽は鱗芽(りんが)。鱗状のものに覆われて寒さから守っている。
さて、
ここで唐突に問題です。
きへんに冬は『柊(ヒイラギ)』、春は『椿(ツバキ)』、夏は『榎(エノキ)』
では、きへんに秋はなーんだ??
答えは『楸(ヒサギ)』
それがこのアカメガシワの古名だったという説があります。
アスファルトの隙間にも生える繁殖力で今ではすっかり迷惑者扱いですが、万葉集の歌にも詠まれていたくらいですから昔は好意的に思われていたのでしょう。
”ぬばたまの 夜のふけゆけば
久木(ひさぎ)生(お)ふる
清き河原に 千鳥しば鳴く”
(夜が更けゆくとヒサギ生える清らかな河原で千鳥がしきりに鳴くよ)
また、日本薬局方記載のれっきとした生薬でもあり、樹皮は野梧桐(やごどう)、葉は野梧桐葉(やごどうよう)といいます。
効能は消炎鎮痛薬として、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多、胆石症、はれものなど。
え?なんとサプリメントまでありましたよ!
イラストからするとこれはダメ人間向けサプリですねぇ。頭の中はお酒のことばかり。
酔いつぶれてげーして。辛いこと色々あるけどね、お酒に逃げちゃダメなんですよ…
ところで、
実は私もずっと前、胃が痛いとき葉っぱをもしゃもしゃ食べたことがあるんです。
さっと湯がきましたが、もしゃもしゃ毛があるので食べにくくてね。
マヨネーズをまみれさせて食べました。
大丈夫か?胃が痛いのに、こんなに消化悪そうなもの食べて大丈夫なのかおまえは??(自問)
しかし不安に反して胃痛のほうはあっという間に治りました。
アカメガシワが効いたのか、それともインパクトで痛みの伝達回路が破壊されたのか、とにかくすぐ痛みは止まりました。
若かったな。そんな荒くれもの時代の私は輝いていたな。
終活にはまだ早いな。
もう一度、荒くれ活動しちゃいなよMe
こんな人間関係はいやだ
佐鳴湖に不思議な境界が出来ていました。
撮ったのは午後。氷がはっているというわけでもない。
調べてみよう。
今日は大寒。寒いですね。外に出るの億劫ですね。
冷えて具合悪くなりました。無理はだめ。
無理するつもりは毛頭ないのだけど、みちくさしていると時間を忘れてしまう。
変わった木を発見。
直角になっています。どうしてこうなった。
斜面が崩れ、真横になった状態でなんとか残り、そのあと頑張って上に向かって成長?
急に細くなっているのも不自然だな。でも、角はスベスベで折れたような跡はなし。
調べてみよう。
変わった形の木を通り過ぎれなくなったのは、この本を読んでから。
岩谷美苗先生の本は面白くて勉強になります。
子供向けなんだろうけど、どうしてそうなった?がわかるようになってくる。
気分は名探偵なみちくさになります。
ヒサカキが、ぞっとするほどツボミをつけていました。
うずうずしていますね。「春になったら匂い爆発させてやる~」といった意気込み満々です。
沢庵?ガス?塩ラーメン?といった、およそお花らしくない匂いを出すのです。
今日は公園の木の状態をチェックする仕事でした。
佐鳴湖の松はどれもあまり状態が良くありません。これも瀕死。
両側から抱きかかえるように、そのマツを支えるアカメガシワさん
弱ったマツに這い上がり追い打ちをかけるテイカカズラ野郎
テイカカズラ(定家葛)
その名前は ”式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基づく。”
由来を知ったからか、どうも執念のようなものを感じてしまう。
おおお。
足元はマツ、アカメ、テイカがもうごちゃごちゃ。泥沼状態。
愛と憎しみ
そんな言葉が頭に浮かぶ。
いや、そのどちらもないんだろうけど。