植物の力とともに生きたい
台風が近づいています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191010/k10012120511000.html より
我が家は浜松でも、冠水することで有名な地域。。。心配です。
この前の大雨でも、駐車場の車が浸水寸前。夜中に近所の人から知らされて焦って移動しましたが、足が震えて運転がおぼつかなかった。
去年の台風では停電が二日半。たったそれだけでも大きなストレスでした。
マンションは電気でポンプを動かし水を上げるため、水道も止まってしまいます。断水は本当に不便で、なによりトイレが困るのです。
今日のうちに湯船に水をためておかないと。
ということで、今夜はセイタカアワダチソウのお風呂にしました。香りにも癒され、台風前の不安な気持ちも落ち着きます。
また殺菌効果があり、2~3日はお湯がいたみません。自然療法の本ではむしろ薬効を高めるため、お湯を変えないで入浴するようにと書いてあります。
変えないままでも全然ぬるぬるしたりせず、むしろサッパリ入れるそうです。
これは、草木染をしたあとハンカチを水でゆすいでいるところですが、この、泡!!
びっくりしました。洗剤がはいっているわけではないんですよ。
セイタカアワダチソウのサポニン効果です。
サポニン(saponin)は、シャボン玉のシャボン(sapõ;ラテン語)と語源が同じで、水と混ぜて振ると泡立つ性質があります。天然の界面活性剤(油を溶かして水で洗い流すことができる)なのです。
お抹茶を点てるときにアワアワになるのも、お茶にサポニンが含まれているため。
うちは沸かしなおしができないので入浴には一度しか使えませんが、万が一断水した時のため、トイレ用に今夜は取っておくことにします。
界面活性効果で汚れ防止。一石二鳥!
食べられる野草や薬効。身近な植物の特性を知っていると非常時にも役立ちます。
普段から楽しみながら、色々な活用法を覚えていきたいです。