日常は常に同じに有らず
雨あがり、佐鳴湖のほうにセイタカアワダチソウを集めにいっていきました。
北岸には一面に黄色い花。今年は一段と多くなったと公園管理のかたが話していました。
メリケンカルカヤも急に増えて、去年とは全く違う秋の景色に驚きます。
ちなみにこれも草木染によく使われるようです。
増えすぎちゃって困る植物で、いろいろ染めを試してみたい。
花が咲き始めたら、色々な虫たちが集まってきました。ハチも大きいのやら小さいのやら、ブンブン飛んでいる。
邪魔しないよう、そろりそろり。
よく咲いているものは染め用に。
入浴剤用にはツボミのほうが良いとされているので、ついでに集めてきました。油断していると一気に咲いてしまいますからね。
もう、本当に。
先日、染めたときにブログにアップできないほど残念な感じになってしまったので、ひりひり焦ってきました。
去年はもっと簡単に染まったのに。なにが違うんだろう?
講座本番まで、あと10日。。。
輪ゴムも切らしてしまったので、その辺のビニール紐。トライ&エラー&トライ&…
もう、絞り模様はやめようかな。
薄くしか染まらなくても、模様にしなければまだ見れるかな。
でも、ほどくときの、どんな模様がでるかのあのワクワク感。楽しいんだよなぁ。
いろいろ素材も取り寄せたり、あーでもないこーでもないと試行錯誤。
今回、また失敗だったら、もう模様はやめよう。
やった!今日は鮮やかに染まった。
ネットをあちこち調べていて、柔軟剤に通すとはっきり色が出るとあったので試してみました。
一応、赤ちゃん用柔軟剤で香りも天然アロマオイルなのですが、自然素材だけの染めにこだわるかどうかに迷う。
こちらは後媒染という方法。柔軟剤なしなので優しい色合い。
明日は豆乳で濃染処理というのを試してみます。
なるべくシンプルかつ、ワクワクできる方法、探していこう。
だけど。台風が去って、また、こんな日常が戻ってきたのも、幸い被害がこのあたりは少なかったから。
去年の台風の爪痕もまだ残る佐鳴湖。
公園管理のかたは言っていました。
「今回はもう、壊滅覚悟していました。それもまた”自然”だから仕方のないことと思うしかないですけどね…」
その表情からは言葉とは裏腹に、仕方ないでは収まるはずのない気持ちが伝わってきました。