セイタカアワダチソウと仲直りしよう
セイタカアワダチソウの季節がやってきました。
今月24日、みどり~なのナチュラルハーブ講座はセイタカアワダチソウがテーマです。
セイタカアワダチソウはブタクサと混同され、花粉症の元凶のように思われ嫌われがち。
でも、主に花粉症の原因になるのはスギのように風で遠くまで飛んでいく軽い花粉。風媒花と呼ばれる植物たちの花粉ですです。
セイタカアワダチソウは虫が花粉を運ぶ虫媒花。
本当のブタクサはこちら↓
日本へは明治初期(1877年頃)に渡来したと言われ、昭和初期に全国的に広がり、その後定着したと言われています。葉は柔らかく、ヨモギに似た形状をしています。ブタクサの名前は、英語の通称名ホッグウィード<hogweed;hog=豚、weed=雑草>から来ています。小児喘息の原因植物ともされ、韓国では輸入禁止植物となっています。
でも、セイタカアワダチソウの花粉は遠くまで飛ばないものの、アレルゲンにはなりうるので、心配なかたは群生地に近づかないほうが良いかもしれません。
セイタカアワダチソウのつぼみを湯船に入れると、アトピーなどの皮膚の炎症によく効きます。
また、草木染にしても爽やかな黄色に染めることができます。
たしかに脅威を感じるほど増えてしまいましたが、生活のなかで役立てることが出来たら良いなと思っています。