天狗とウコギ科

 

昨日ブログに書くためにヤツデのことを調べていて、意外なことを知りました。

 

ヤツデ(八手)という名前は、切れ込んだ葉を手に見立てたことに由来しているのですが、Wikipediaには

形は文字通り掌状だが、7つまたは9つ(奇数)に裂けており、8つに裂けることは稀。

と、あります。

 

今日歩いた道にもあったので、早速いくつに裂けているか確かめてみました。

 

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 1,2,3,4,5,6,7,8…

あれ? ちゃんと八つに咲けてる。

 

う、うーん。もう一枚。

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九つでした。 

手あたり次第かぞえてみましたが、あとは7か9ばかりです。

 

『九』は『苦』を連想させるので、縁起のよい『八』を名前にしたという説もあり、”八つ手のヤツデ”をいきなり見つけられたのはラッキーだったのかも。

 

ラッキーと言えば、

ヤツデは「天狗の羽団扇」という別名もあり、

大きくて、冬でも青々と生命力にあふれる葉っぱに、魔物を追い払う力があると考えられていました。 

 

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そういえば、

以前ブログに登場したカクレミノは”天狗の隠れ蓑”にみたてて名づけられましたが、

ヤツデもカクレミノも同じウコギ科

 

むむ。 天狗とウコギ科、縁がありますね。

深堀りしてみると、なにやら面白そうな匂いが。。。クンクン

kusatoki.hatenablog.com