鶏肉がカシワと呼ばれるわけ

 

カシワの葉が紅葉していました。

f:id:kusatoki:20191222191047j:image

 

緑、黄色、赤、茶色とグラデーションになっているのが印象的。

 

調べているうちに、鶏肉のことを関西などで”かしわ”と呼ぶのは何故か?という解説がありました。

 

f:id:kusatoki:20191222194131j:plain

 

もともとは、”かしわ”と呼ぶのは黄鶏 (褐色の羽色の名古屋コーチンなど日本在来種のニワトリ)のことで、そこから広く鶏肉をかしわと呼ぶようになっていったとのこと。

いくつか説がありますが、黄鶏の”羽の色が柏の紅葉の色と似ているから” が、有力のようです。

 

 そこで、名古屋コーチンと改めて見比べてみると…

f:id:kusatoki:20191222191343j:image

 

本当!

羽の色が赤や黄色っぽい茶色や緑です。

 

この取り合わせを一枚の葉に色が混在する、柏の紅葉に見立てたのでしょうか?

 

獣肉を隠語で呼ぶようになったのは江戸時代からだそう。

その頃の人も「カシワの紅葉はカラフルだなぁ」と思ったのかもと、時間を超えて気持ちがシンクロしたようで、なんだか嬉しくなりました。

 

www.gnavi.co.jp

どうしてお肉を植物の名前で呼ぶようになったかは、こちらのサイトに詳しく出ていました。