whyがいっぱい
今日は仕事でみちくさ散歩できませんでしたので、昨日の写真を
今年もいっぱい実をつけています。
葉がモチノキに似ていて、熟した果実がネズミのフンのようだから。
そして中国原産であることから「唐(トウ)」がついて「トウネズミモチ」となりました。
フンて… もっと他になかったのか…
そんな気の毒な名前ですけど、昔から果実は女貞子(じょていし)という生薬として用いられ、現在でもジョテイシエキスは滋養強壮を目的とした市販のドリンク剤やカプセル剤に配合されているそうです。
でも、急激に増えすぎているため、要注意外来生物指定もされています。
ホワイトリカーに漬け込むだけで、滋養強壮不老長寿のお酒ができるというし、これはぜひ利用したら良いですね!
生薬名の「女貞子」という名は、冬でも青々とした葉で、寒さをしのいでいる様子を女性の貞節になぞらえたことによるとありました。
????
どうもピンとこなかったので調べまくったところ”ウチダ和漢薬”のHPに詳しくありました。
薬用としてのトウネズミモチは『神農本草経』の上品に「女貞」として収載されています。その果実に由来する生薬が「女貞子」または「女貞実」と称されるものです。「女貞」の名称について『本草綱目』では「この木は冬をしのいで青翠なるもので、貞守の操がある。ゆえに貞女を以って形容したのである」と記載しています。
また、薬効にも古書ではすごい説明がついてました。
女貞子の薬効について、『神農本草経』には「中を補い、五臓を安んじ、精神を養い、百病を除く。久しく服すれば、肥健にし、身を軽くし、老いず」とあり、肝腎の陰を益す清補薬であることが記載されています。『本草綱目』には「陰を強くし、腰膝を健にし、白髪を変じ、目を明らかにする」とありますから、高齢者に適した薬物であることがわかります。現在でも中国では実際に滋養強壮薬として、体が陰虚であって内に熱感あるもの、腰膝が痛み軟弱なもの、目昏、耳鳴、心悸、不眠、便秘などの症状に応用されています。
https://www.uchidawakanyaku.co.jp/kampo/tamatebako/shoyaku.html?page=317
貞守の操って。。。
冬の寒さにさらされても姿を変えないところが、身持の固さになぞらえられたということですかね?この木を見てそれ連想する?
タイムマシーンに乗ってききにいきたい。
whyトウネズミモチ? what貞守??
まあ、とにかく、すごく薬効がありそうということは分かったので、それで良しとします。